みおりの出産時のはなし ~ちらし寿司~

会社を後にし、病院に直行しついたのは9月8日の19時くらい。

おかあさんもまだ元気そう。

病院食をとるおかあさんには申し訳ないが

景気づけに恩方のおばあちゃんと夕食はお寿司。

ものの本に「痛みをちらす」という意味で出産前は

「ちらし寿司」がよいと書いてあったので、

買ってこようとしたのですが

お寿司屋さんに「病院なら食べにくいから普通の寿司のほうがよい」

と押し切られ、やむなく普通の寿司に。

まぁ、おとうさんとおばあちゃんが痛いわけではないので

よいのですが・・・。


ご飯も食べ、さぁいよいよ出産かと思ったのですが

これからが大変・・・。

なかなか陣痛の間隔が短くならず時間だけが刻々と過ぎていく。

日付が9月9日に変わったあたりで、

おばあちゃんには家に戻って頂くことに。

「いや、悪いから・・・」という言葉を頂きましたが、

「おかあさんはお産で入院、おばあちゃんも過労で入院なんて

 なっても大変なので・・・」と説得。


おかあさんはもちろん、その時はもういっぱいいっぱい。

陣痛、時間測定、メモ、おかあさんをマッサージという

地味なサポートをおとうさんは夜通し続けるのでした。

ちなみに夜通しのサポートを影で支えてくださったのが

たまに登場する助産師の白井さんです。


(つづく)


<誕生2ヶ月前 ~家でくつろぐ~>

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前回と同様に2ヶ月前の写真。

お腹の大きさもそろそろピークです。

「あぁ~体が重い・・・」という声が聞こえてきそうですね。


(By おとうさん)