2010-08-10

子供ができて4年目の年が終わろうとしています。産まれた頃は泣く以外になにもできなかった子供たちですが、蒼輔は「やだ!」と自己主張をするようになり、みおりにいたっては「お酒飲みすぎちゃったの?」などと親を諭すまでになりました。子供の急激な成長に接するにつけ、ペースが違うことはわかりつつも、自分の時間の流れにもより注意を払うようになり、良い刺激を感じることができるのは、とても幸せなことと思います。


1年を振り返っての家族のハイライトは何かと考えるに、それぞれが社会との新しい接点を持ったことだと思います。みおりは年中になりサッカー、造形教室など新しいチャレンジを始め、蒼輔は保育園に通いはじめ集団生活に身を投じ、おかあさんは毎日でないながらも仕事を始めました。家庭の殻から抜け出し、それぞれが日々新たな収穫をえていることはとても良いことだと思います。


もちろん、家族以外のコミュニティとの関わりも楽しいことばかりではありません。みおりも蒼輔も、幼稚園や保育園で楽しくないこともあり、子供なりに悩んだりしているようです(特にみおり・・・)。一方で、家庭の外でおきた嬉しかったり、つらかったことを、家庭で共有し、受け止めてあげ、また外に送り出してあげる、そんなサイクルが最近少しずつですができたきたような気がします。そして、それがこの1年間の私自身の一番の収穫です。 そういう場を維持するのは大変であり、色々我慢することが多いのも事実ですが、「家庭を築く」という言葉の意味がぼんやりとではありますが、輪郭を表してきたような気が最近します。


当ブログを楽しみにして下さる皆様も、我が家にとってのかけがえのないコミュニティです。改めて強調するまでもありませんが、日々家族が楽しく過ごすことができるのも、皆様の支えあってのこと。来年も家族の成長を胸をはって報告できるように頑張っていきたいと思いますので、引き続き温かい目で見守っていただければと思います。


(By おとうさん)


昨年の今頃ははいはいもおぼつかなかった蒼輔も、「おかあたーん」「おねえたーん」と言いながら駆け回っている今日この頃。1年が経つ早さとともに、子供の成長の早さを実感します。よちよちと走るさまやカタコトの単語を発するようすはとても可愛らしく、多少の駄々をこねるのも帳消しにしたくなりますが、このようにゆったり構えられるのはやはり二人目の子育てだからこそ。


逆に、こちらが教えてもいないような言葉遣いをしたり、思っている以上の成長を見せてくれる姉のみおりと接するのは、いつも新鮮な発見があります。弟のふるまいに我慢を強いられることも多く、末っ子の自分としては「長子は、こうやって長子に育っていくのか」という発見も多々ありました。成長に伴い、ストレスを感じたり物事に敏感になって、この先大変なことも多くあるかと思いますが、困難を払いのけてあげるのではなく、一緒にぶつかっていけるような親子でありたいと思います。


子供達がそれぞれ成長するにつれ、受け止めてあげなくてはいけないことが増え、一人ひとりが家族に向き合うことが必要になってきますが、今のところ、それがとてもよい形で出来ていると感じます。このメンバーで家族であるということをこれからもずっと楽しんでいけるよう、いい形での変化を繰り返していきたいです。


私自身もこの1年は仕事を始め、社会とのかかわりをより深められ、アクションを起こすことに喜びを感じる日々を送っています。そして子供たちの成長を、周りの方といっしょに見守っていけることの喜びや精神的な豊かさも実感しています。このブログも引き続き、みなさんと子供の育ちを分かち合い、見守り合えるツールの一つとなればうれしく思います。


(By おかあさん)


f:id:Miori:20100920084030j:image